「私にはここにいる誰もが真の愛だと言うことができます。事実、私たちは決して分断した自我を持つことはできないのです。
その自我には、非常にたくさんの人々との結びつきがあるのです。このために、…私はここにいる誰もにこう言うことができます。『あなたは真の愛なのだ』と。
でも真の愛には欠けている点もあります。私たちが共にあるためには、インタービーイングが必要なのです。人間は一人ではたくさんの物事を成すことはできないのです。
…数多くの人々の、一人一人の誰もが、真の愛なのです。でも抜け落ちてしまっている点もあります。私たちにはつながりとお互いの相互的な助けが必要であり、私たち皆が真の愛なのです。そうでなければ何ひとつとしてありはしないのです。
…タイは真の愛について書き残しました。とても美しい詩です。その中でタイが伝えた主な点は、あなたは非常に美しく、六元素の形をもちながらもまた無我であり、そしてありとあらゆるものであることでした。
しかし真の愛とは、すべての人々との共同性であり、無差別でなければならないのです。誰もが皆無我であり、誰一人として分断してはいないのです。
私たちはお互いを受け止め、お互いを抱擁し、お互いを愛し、一つになれるように努めなくてはならないのです。だから私が何かをする時、それはすべての人のためなのです。…」
ーシスター・チャンコン
今月のマグノリア・グローブ僧院のLearning True Loveリトリートから
Image: Magnolia Grove Monastery