2024.2.12
ベトナムの伝統では大きなお祭りとなる、旧正月のテットを祝って、シスター・チャイからフランス・プラムヴィレッジの慈厳寺(ニュー・ハムレット)のルナ・ニューイヤー・カードが届きました。
『ニュー・ハムレットのシスター達から、幸福で平和な辰年新年をお祈り申し上げます。皆様のご健勝の祈念とサンガとしてご一緒に実践できる喜びと共に。』
現在は大祥の儀式(ティク・ナット・ハン師三回忌)と巡礼を終えられ、サイゴン近くのTram Tichで、46人もの尼僧さんたちとお祝いしているそうです。
そして、先日のオンライン・サンガの最後で思いがけずご紹介することとなった、ちょうど10年前の冬安吾のタイの姿とテット。四衆のサンガが共に3ヶ月の冬安吾を過ごした後、輪になって読経する中、無明(マーラ)と精進の比喩のブッダの僧衣を模した旗を立てる儀式や、花市、得度式など、多くは今も続く伝統の儀式がありました。
この時の輪には3ヶ月間ずっと教えを説き、指導し続けてくださったティク・ナット・ハン師やシスター・チャンコンが中心にいます。岩を組んでいるお一人はブラザー・ファップタンです。この年の夏、タイが倒れられ、これがタイが直接教鞭をとられた最後の冬安吾となりました。どうしてもどうしても!タイ健在の内にその元でタイの教える唯識(仏教心理学)を長く学びたく、休職して渡仏し、一冬かけてタイの教えをサンガの中で学ぶことのできた、人生を一変する濃密で幸せな経験でもありました。そして今ハートオブで皆様にお伝えしているマインドフルネス実践の土台ともなりました。
この時、沙弥尼から比丘尼になられたシスター・チャイが、現在は晴れて日本人初の法師となられ、この3月、シニア・ダルマティーチャー達と共に日本でツアーをされます。僧侶団には4月12~14日にハートオブと湯河原でマインドフルネス・リトリートをしてくださるシスター・キンニェムもいらっしゃいます。
そのシスター・チャイと先日お会いし、プラムヴィレッジの美味しいプラムやプラムチョコレート、素敵なカレンダーや大祥の記念グッズなどを頂きました。右は3月のツアーの動画を製作されているMakikoさん(Awakened Wisdom of the Source)。1月のマインドフルネス・デーでは、食べる瞑想の時、この時のプラムもみんなで頂きました!
英語の五観の偈 New Five Contemplations before Eatingを読むChamiさんと恵伝くん。恵伝くんは翌日もまたサンガに行きたいといってくれていたそうです。^^
次回はMarionさんが、みんなにケーキを焼いてきてくれる予定だそうです♡